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iPodG4 iPodG4-2

2002年11月11日、アップル・ストアのサイトで、Mac 用の iPod をポチっと購入しました(^^)
iPod Mactintosh-20GB (M8738J/A)
  • CPU:




(02.11.15) 自宅に届いたのが2002年11月15日。買ったのは、Macintosh版の20GBモデル。Windows版のほうが付属品が多くて同じ値段で、Windowsマシンとのデータ交換に使えるし、フォーマットすれば Mac で使えるから、最後まで悩んだのですが。
結論をいえば「Win版を買って、細かいところで機能制限があるとヤだな」という理由でMac版にしました。規格自体が旧式になりつつあるMP3ですが、最短でも数年以上、MP3を管理するときに使うのは iTunes=Macだけだろう、と思ったので、iTunesとの連携がうまくいかない心配=Windows版の購入を見送ったワケです。(杞憂だったけど)
さて・・・
・レーザでの名入れは、将来の転売を考慮してパス(°゜)☆\BAKI
・一緒にシガーソケットから電源供給するACアダプタと、カーカセットアダプタを購入。
つまり、車内の使用が前提です。シガーライター経由の電源アダプタは、再生しながら充電&稼働がOK。
FMトランスミッタは、混線・雑音が多いらしいのでパス。

iPodが届いて早速、1,419曲=8.38GBを転送。21分かかりました。すべて、192kbpsでエンコードしてあります。イヤホンで聴いてみると…無頓着なオイラでも分かるくらい、音がイイ!
ただ、全てが良いわけでなく、90年代前半より前のアルバムは音が薄いし、70年代以前の「モノラルかステレオか」なんて論争前後のアルバムは、リマスターディスクでも聴くに耐えません。スピーカで聴いたほうが良いかも。
それでも車載の CD よりも音はいい。カーアダプタ経由で再生したら、イイ音に聞こえる。つまり、カーオーディオのCDプレーヤがダメだったワケで。(笑)
iPodの“動作音”ですが、小さくてもHDDなので、「カリカリ」と読み書きしたあと回転数が下がっていく独特の音は、周囲が静かだと気になるかも(^^ゞ
ただ、MDウォークマンなどのモータや、音楽テープの走行音に比べれば静かです。HDDが回転してないときは、ほぼ無音。

別の話ですが、ワタシ誤解してました。iPod は HDD のデータを直接再生すると思ってたんですよ。実は32MBのキャッシュがあって、そこに読みこんだデータを再生してたんですね(^_^;) この機能のおかげで、音飛びもありません。

気になるのが「動作環境」。アップルによると動作時温度:0度〜35度。
氷点下がアタリマエの道内の冬は、動作保証温度以下。(アップルも耐寒試験なんてしないだろうけど。)
低温になると次の影響が予想され。
1.液晶表示が不鮮明に。
2.バッテリが短時間で消耗する。
3.もっと低温になると、動作しなくなる。
4.分子の結合が硬くなって、小さな衝撃で物理的に壊れてしまう。
5.急に常温に戻すと、内部で結露する。
北海道の場合「4と5」が結構心配なのです。たとえば冬の車内に置き忘れてしまった場合。慌てて取りにいって室内に戻すと結露するし、寒いと人間の動作もぎこちなくなるから、どこかに当ててしまうことも。そうすると、iPodの外枠は裏面が金属で、表面がプラスチック(ポリカーボネイド?)と異なる素材だから単一素材よりも壊れる(あるいは、はずれる)可能性が高くなります。接着部分の強度も下がるし。
「オーバーだねぇ」と思うかも知れませんが、そんな状況が普通にある地域ですから。それに自分の場合、真冬に車内置き忘れることも十分ありえるもので(^^ゞ
使ってるウチに、不満も出てきました。一番の不満は、FireWire ケーブルの抜き差しがやりづらいコト。iPod に差し込む FireWire ケーブルのプラグ部に“掴みどころ”がないので、滑るんだな。
iPodを接続するとカーネルパニックを起こして、Mac本体がフリーズしたことがありました。カーソルまで動かなくなるのは OS-X では初めて。たぶんOS-9までの「爆弾」に相当するかな?。写真を撮っておきました(笑)。中央にうっすらと電源ボタンマークまで見えるし。

このフリーズは2回連続して発生して以後、見かけなくなりました。
ともあれ、自分の持ってる全ての音楽を持ち歩くことができるのは快感です。今なら1,768曲あり、すべて再生するのに5.1日かかります(2003.08.20)
さらに、iTunesのスマートプレイリストと★マーク機能を組み合わせると「自分のお気入りだけど、3か月以上再生してない曲」といったリストを抽出できます(これだけでも326曲=23.9時間 ある)
で、こんなモン買って何すんの?

これはもう、音楽を聴くだけです。住所録やスケジュールも転送できますが、使い物になりません。時計の表示切り替えがワンタッチで出来ると便利かな。

(03.06.01) その後、バックアップにも使うようになりました。現在、HDD20GB(有効容量:18.59GB)のうち
 音楽ファイル:
7.31GB(1,698曲)
 バックアップ:7.74GB  空き:3.54GB
合計15.05GBを使用中。という具合。
OS-Xになってバックアップが面倒だったけど、iPod+Silverkeeperの組合せでバックアップも再開。バックアップ対象ファイルの総量は4.45GBあるけど、差分バックアップで楽々。毎日でもできる手軽さがグッド。
さて、第3世代のiPodも出荷されてモデルの区別がしにくくなりました。
(04.05.16) バックアップ・ソフトは Sync!Sync!Sync! に変更したものの、その後も使ってます。今なら
 音楽ファイル:8.72GB
 バックアップ:4.81GB  空き:5.01GB
iPodもMINIが米国先行販売されてえるけど、HDDが4GBなら要らない。「そんなこと言っても見たら欲しくなる!」なんて言うけど、イヤホンを付けて歩くのが苦手だし、今のiPodも専ら車内で使うから静観。
◆iTunes
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(02.10.20) iTunes の音楽ファイルを整理。過去に読み込んだのに、iTunes の曲リストに認識されてないナンバーがあるのです。もちろん、MP3 ファイルは HDD にあります。
理由はいくつかあります。OS-X デフォルトの“iTunes Music”フォルダを無視して、OS-9 のときに貯め込んだフォルダをそのまま使っていたり、iTunes以外のエンコーダを使っていたこともあったり。
認識されないファイルを iTunes に D&D して、曲を再生すればリストに追加されますが、1,300曲あるのでチェックするのも半日作業。MP3のタグ情報を見ると、作成したver.情報まで書き込んであります。
ともあれ、初期設定のフォルダに音楽ファイルをすべて移して、iTunesリストも更新完了。これで準備完了!なんの?
もちろん、iPod に備えるため。20GB の Windows モデルに決めてるんですが、年明けのEXPOで「値下げ」発表があるかもしれないので、それまで待つつもりでした。ところが Apple が不参加を表明したので、値下げもないなと。そうなると「先立つ物」の都合が…(^^;)
iPodを購入したら、使う場所はほとんど車内です。FMトランスミッターで音をとばすか、電波状況に左右されないカーカセットアダプターを使うか。…購入する前が、やっぱり楽しいかも(笑)
ところで iTunes3 で、ビジュアル効果をオンにしてみました。すぐに飽きてしまう機能なので ver.1 以来、久しぶりなのでビックリ。見とれてしまいました。
また、今回の整理作業ではファイルをいぢってタグ情報も整理したんですが、前のver.よりも編集しやすくなってました。このへんはさすが、Apple。
(03.09.08) 音楽ファイルのMP3→AACへの変換作業が完了。最後の作業となった今回は342曲=1.93GBをAACに変換。すべてAACにするワケでなく、121曲=711.6MBはMP3のまま残すことに。
iTunes再考
(04.05.15) タイトル数が2,165曲(8.72GB)を超えて、Ver.4.5になって使いやすくなりました。新しい機能の「パーティシャッフル」を見て、ちょっと考えたのが“マイレート”。今はこんな風に使い分けてます。
★★★★★:聞くと気持ちの切り替えができる曲(38曲)
★★★★ :好きな曲(129曲)
★★★  :耳障りでない曲(352曲)
★★   :耳障りな曲(96曲)
★    :聞きたくない曲(54曲)
ゼロ   :流して聞く曲(1,496曲)
いつもマイレートの数を決めるたび、★と★★の曲はライブラリから削除したほうがええのとちゃうやろか、とか、★★★とゼロの違いはホンマにこれでええのかとか、いろいろ考えてしまいます(笑)
ちなみに★★★以上は519曲で24%。つまり自分の好きなのは4曲に1曲てのは、確率的にどうなんだろ?
(04.05.29) iPod で最適な性能を得るためには iSight 1.0.2 Update をインストールしてください」ていうTILを見つけました。iSightは持ってないから、今まで自分に要らないアップデータと思っていて放置してました。「不要なものはインストールしない」ことにしてるし。ちょっと説明不足じゃ>Apple

翌日、土屋さんから「iSight ビデオカメラを使用している必要があります。」と注意書きがありますよと連絡を頂きました。オイラの読み落としでした。それにしても分かりにくいぞ>Apple …と責任転嫁(^^ゞ

(04.06) iPodが登場してから、音楽との接し方が変わったという書き込みを見るようになりました(肯定的なものから批判的なものまで)。たとえば過去にウォークマンが出たときや、レコードからCDに変わったときに「アーティストが意図した聴き方じゃない」といった具合に。
確かに、アナログソースで音楽を聴くと好きでない曲でも我慢して聴かざるをえないのです。でも、繰り返し聞くうちに好きになる…といった楽しみがなくなるのは寂しい気がします。CDだと、そのアルバムの中でよく聴くのは数曲で、時間がたつとそのCDを聴く回数も少なくなって棚に置いてあるだけ…というケースが多かったような。そんな具合に、飾ってあるだけのCDを聴く機会が増えたのは、iPodの成果だと思います。
その一方で、マキシシングルのカップリング(聴いたのは一度だけ)やアルバム収録曲がHDDの中でデッドストックにされていくのを見ていると、「音楽の提供方法は時代で変わる」と結論づけるのもコワい気がする…
(05.06.16) iBookG4のバックライトが点灯しなくなったとき、iMacG5に外付けHDDとして繋いでいた第2世代iPodのアクセス権設定を誤ってしまい、マウントすらできなくなってしまいました。(汗)
ピックアップ&デリバリーサービスの依頼時についでに訊ねると、「iPodのリセットくらいしか思いつかないんですが…」と。
症状は
・iTunesを起動してもiPodがマウントされない。
・iPod ソフトウェアアップデートを起動すると「接続されてるがマウント認識できない」と表示される。
・ディスクユーティリティを起動すると、認識するけどマウント不可。
結局、ディスクユーティリティで「消去」したらマウントできました。ふぅ・・・