CGIレンタル MacBook_2.0GHz(MA700J/A)
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MacBook 2.0GHz(MA700J/A) を購入しました!
06.12.15 03年12月に購入した iBookG4も、3年経過しました。
iBookG4はいずれ買替えるつもりでしたが、ほとんど嫁さんが使うサブマシンだから、直前まで新しいノートMacを購入するつもりはありませんでした。

考え始めたのは、iBookG4 の AppleCare の契約が切れたことくらい。
あと、以前にiMacG3を買取りに出した Do-夢 に査定額を聞いたら、iBookG4の買取り最高額は¥49,800。増設したメモリやHDD、AirMac Extreme カードを含めると、50,000円を越えます。実際の査定では減額されますが..

それでも3年前のモデルが、高めに買取られてるのは「クラシック環境を使えるマシン」という理由で引き合いが増えてるから、らしい。
クラシック環境は使う予定もないし、開発元=アップルの現行技術で設計されたマシンが欲しかったので、iBookG4を高値のうちに売ろう、と思ったのが今回の購入動機です。
逆に、新しく購入するモデルにハッキリとした希望はなく、最安モデルから検討しました。
1.83GHz (MA699J/A)は、RAMが512MB。これでは少ないので、WEBのアップルストアで1GBにカスタマイズ。HDDも、60GB→80GBに。
カスタマイズしたら、¥155,550になりました。こうなると、2.0GHzモデル=¥159,800との差はわずか。さらに...
・2次キャッシュ:2MB / 4MB
・ドライブ:DVD-ROM / SuperDrive
これだけの違いがあるのに、差額は¥4,250。2.0GHzモデルならカスタマイズなしで、即出荷OK。「クリスマスまでに即出荷可能」なモデルが用意されていたのは、2.0GHzホワイト版と上級の黒モデルだけ。1.83GHzモデルを売る気が感じられない?(笑)
でも、改めて iBookG4 と比べると、言われるほどプライスパフォーマンスは良くありません。iBookG4 ならオプションだった AirMac Extreme カードや Bluetooth もあわせて比べると...
・iBookG4
 本体¥143,600(メモリアップグレード割引後)
 AirMac Extreme カード¥11,800
 Bluetooehオプション:なし(注文すれば有料)

ドライブが DVD-ROM から SuperDrive に変わった事を考慮しても、3年間の技術進歩を加味すれば、それほどお買い得とも思えません。CPUが Core 2 Duo になって安価と言われても、その価値がイマイチ分かりません
※訂正。ごっつ価値あります(^^;)。

ポチっと注文したのは12月14日。その日の17:38がヤマト便の発送時刻。19:07にはアップルから出荷済メールが届きました。
◆現物到着!
06.12.16 お昼過ぎに到着。アップルの仲良し業者の福山運送でなく、ヤマト運輸で届きました。
開梱してまず驚いたのが、筐体が薄いこと、iBookG4よりデカいこと&ツルピカ液晶なこと。06年6月にリリースされた初代MacBookから、ツルピカ液晶が採用されてたのを知りませんでした。
MacBook と iBookG4 を ターゲットディスクモードで繋いで、ユーザデータを転送。移行がメンドウなので、移行できるデータすべてにチェックマークを入れて「移行アシスタント」まかせ。約40GBのデータ転送で、60分かかりました。

初回起動後の登録画面で、iSightを使ってユーザの顔写真を取り込むか訊ねる画面が出てきます。このとき、iSightがついてることを思い出しました(笑)

起動直後の画面。OS-X10.5が07年3月24日に出るようなウワサを後で聞いたけど、まぁいいか。
キータッチは良好。iBookG4よりも入力しやすい。トラックパッドは広すぎ。液晶画面は、DELL Inspiron700m よりもかなり見やすい。

しばらく使うと、ファンがうるさく回り、膝の上だと熱く感じます。発熱を指摘された iBookG4 よりも、かなり高温。

筐体全体から漂うチープさは、iBookG4と変わりません。ガシガシと使い込んでいけそうです。

広過ぎるトラックパッドは使いづらい。手の腹が接触してポインタを見失います。2ボタンにするか、トラパをiBookG4のサイズに戻して欲しい。
未UB化ソフト or UB化ソフトに関係なく、ソフトを起動するときに時間がかかります。逆に、2回目の起動はなぜか速い。それも、かなり速い。

ちなみに CPU の稼働状態を表示する widget のDash Monitorsは、使えません。
「アクティビティモニタ」の、起動直後の画面
種類の項目で、PowerPCと書いてあるのがRosetta上で動いてるアプリ。つまり、起動しただけでRosettaも立ち上がってることになります。

ちなみに、ファイルメーカプロはUB版と非UB版を比べてみました。
・ver.8(非UB版):実メモリ=58.53MB、仮想メモリ=908.40MB
・ver.8.5(UB版):実メモリ=38.59MB、仮想メモリ=536.71MB
それぞれ、起動してファイルを開いていない状態です。ちなみに、iMacG5でver.8を同じ条件で見ると
・ver.8(iMacG5):実メモリ=28.67MB、仮想メモリ=453.31MB
条件が違うので参考程度に見て下さい。でも、IntelMac で PPCアプリを使うと、メモリ・HDDとも喰うようです。
06.12.16 Parallels Desktop for Macをダウンロード購入。手許にはXPの単体ディスクがなく、VirtualPC 添付の Win2000 や、単体ディスクを持っている Win98 を試した
けど、インストールできなくて疲れてしまいました。
06.12.30 Vistaへの無償アップグレード付で¥11,980、という OEM版XP を購入しました。
何の問題もなくインストールできて、AirMac経由の無線LANもスグ繋がりました。これまでの VirtualPCを買った金を全部返せ!と言いたくなるくらい、メチャクチャ快適。窓の用途はウェブブラウズ+メール+ときどきフレームの小さなムービーを見る、程度。
ファストユーザスイッチの切替のように、Windows画面が使えるのはグッド。

Parallels Desktopを起動して、Windowsを立ち上げてない状態をアクティビテイモニタで確認すると
・実メモリ=28.30MB、仮想メモリ=548.28MB
ウチの MacBook では、この段階で空メモリ=293.03MB、非使用中が372.48MB。

このあと、XPを立ち上げると...
・実メモリ=472.71MB、仮想メモリ=2.08GB
 空メモリ=12.59MB、非使用中=222.38MB
もう、見てるだけでいっぱい〃です。

MacBook で Windows も起動する場合、HDDは100GB以上、メモリは2GB以上必要かと。次に iMacを買替えるとき、かなり追加投資が必要になりそう。

逆に IntelMac でメール/ブラウジング/DVD鑑賞/iTunes しか使わないのなら、この MacBook でもオーバースペック。
Bootcamp + XP も試してみました。
Windowsから起動したら…「申し訳ありません、起動できません」だと。
調べても原因が分からず、Parallelsがあるから Windowsパーテーションを削除。
というわけで、Bootcampからの起動は失敗しました。OS-X10.5では標準でサポートされるみたいだし、それまで待ちます。
PhotoshopCS3 を DL して、お試し中。
今後、気になるのは UB化されたソフトの購入費用。とくに Adobe勢 は高価だから予定を立てないと...
前3バージョンより古い版からのアップグレードを認めない方針が出ました。
現在ライセンスを持っているソフトは次の3つ。
・Photoshop
・Illustrator
・GoLive
必要なソフトもこの3つで、すべてアップグレード権があります。
(Photoshopはバージョンを勘違いして慌てたけど)
アップグレード版で揃えれば、CreativeSuitePremium よりも安くなるので、個別に購入していくつもりです。

FileMakerPro は UB版がリリース済み。あとは Microsoft Office と Norton のUB版が提供されればOK。
…でも、OS-Xへの移行時みたく Norton の UB化に時間がかかるかも?
06.12.31 LAN図を更新しました。

以前は、MP800を iMacG5 経由で繋いでましたが、盗難対策で iMacG5 にパスワードセキュリティをかけたため MacBook から印刷する毎に iMacG5のパスワード解除がメンドウだと嫁さんに言われて、MP800 を AirMac にUSB接続しました。ルータに接続することによる制約は PM-890 よりも少なく、快適な環境ができました。
ただ、スキャナ機能が使えなくなるので、スキャンする毎に iMacG5と結線する必要があります。NetHawk WP100 or NetHawk EP100 があれば問題解決だけど、そこまで不要。
それと、なぜか RD-H1を LANで認識できなくて、今は外しています。原因は不明..

あと「以前のLAN図」を探すのがメンドウになったので、LAN図だけのページを作りました。

PhotoshopCS3 vs CS と、FileMakerPro 8.0 vs 8.5 で比べました。(Photoshopは CS2のライセンスがないので、CS3は2日間だけ使うことができました)

・Photoshopの起動時間
MacBook iMacG5 1回目の起動は、Macを再起動直後に Photoshopを起動。
2回目は、一度Photoshopを終了した直後
バージョン CS CS3 CS CS3
1回目 20秒 21秒 14秒 23秒
2回目 7秒 3秒 8秒 10秒

・IllustratorCS で作成したファイルを、Photoshopで読込み
MacBook iMacG5 A4相当,データサイズ1.4MBを Photoshop で読込み。360dpiにラスタライズ
バージョン CS CS3 CS CS3
所要時間 1分48秒 17秒 40秒 40秒


・FileMakerPro 郵便番号のcsvデータ1.6MB=121,777件の取込みに要した時間

MacBook iMacG5
バージョン 8.0 8.5 9.0 8.0
所要時間 10分55秒 2分35秒 2分35秒 4分50秒

今までのテストをまとめると..
・ソフトの初回起動時には時間がかかるが、2回目以降の起動は速い。
・非UB化ソフトを使うと、とかくメモリを喰う。

結論は、
・メモリをたくさん積んだ IntelMac で UBソフトを使えば、PPC Macよりも速い 。Rosetta を使わなくて済めばベスト。

…至極当然ですが、こんな結果になりました。「これからも Mac を使い続ける」前提なら、買替える価値はあります。ただ、今スグ買替えると、用途や条件によっては「新しいマシンを買ったのに、旧機種よりも遅い」ことになりかねないので、常用ソフトのUB版が出そろってからで良さそう。

今の時点で計れない楽しみが、新Mac OS X Leopard。これが、OS-X10.3のように優れた仕上がりなら、一気に移行が進むかも(^^)
07.01.03 (済)さんから、コメントもらいました。「VPCで作った仮想ディスクを変換して使う」ことをアドバイス。ありがとうございますm(_ _)m
Windowsバーテーションを削除してしまったので、Leopardを導入したら再チャレンジしてみます。
07.07.15 FileMakerPro ver.9.0.1がリリースされたので、英語版をトライアル。郵便番号のcsvデータ取込みに要した時間を↑の表に書き加えました。ver8.5 vs 9 は、ほとんど差がありません。体感的にも同じです。
2010.10  バッテリがヘタって来たので、交換しました。
前機の iBookG4は、「03年12月に購入、05年12月にバッテリがヘタってきた」と書いてます。ヘタるまでの期間が短かく感じたので、MacBookの交換バッテリは本体とほぼ同時に購入してました。
 ところが、長持ちしました。06年12月に購入してから、嫁さんが「すぐバッテリがなくなる」と言い出したのが今月ですから、3年10か月。iBookG4=2年の約2倍使えたことになります。技術の進歩を実感しました。