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◆Windowsのインターフェイス・ガイドライン
(04.05.22)
Macでは、OSやアプリケーションに一定のガイドラインをアップル社が定めていることは有名で“Apple Human Interface Guideline”という一冊の本になって販売されているほど。で、窓図には相当するものが無いと思ってたんですが。

ダブルクリックとドラッグは使わない
MacPower04年6月号で「窓図もちゃんと決められている」というコラムがあり、興味深く読みました。それによると「ダブルクリックとドラッグは排除する方向」で設計する理念があるらしい。執拗なまでにメニューコマンドで対応するのも、ちゃんと理由があったんですね。Macから見ると不可思議なインターフェイスを挙げると…

  • デスクトップにある“エイリアスではない”MyDocumentフォルダ.
  • マイコンピュータをクリックした場所にHDDやFDと並んで、コントロールパネルやプリンタフォルダがある.
  • 執拗にデスクトップに作られる「リンクの切れにくいショートカット」.

こういうものも、「ディレクトリ構造を理解するのは難しいから、それを簡単にする」というガイドラインに基づいて設計されてる…らしい。

Macのガイドラインも触りしか知らないけど、窓図のガイドラインを知ればMacの流儀も理解しやすい。

  • 接続した機器がなぜデスクトップにマウントされるのか.
  • 仮想ディスクと接続機器がなぜ同じ扱いなのか.
  • Macではエイリアス=ショートカットのリンクが切れやすいこと.

窓図の使い方を他人に説明することも多いんですが、一番悩むのがディレクトリ管理。ファイルを移動したりコピーをするとき、Mac流にウィンドを2つ開けてドラッグするように教えていたのですが、どうもやりづらい。その理由がやっと分かりました。

無秩序にしか見えなかった窓図のインターフェースや、存在感の薄いExplorer(MacでいうFinder)にも、それなりに理由があったことは少し感心。さらにMac の Finder も、UNIXベースのOS-Xになって存在感が薄れた理由も分かりました。

また記事では、Winのガイドラインがマーケティング・調査を徹底重視した結果であることや、調査対象がVer3.1であることも指摘してあり、納得させられました。

◆Windows2000インストール
  • (04.02頃)iBookG4 に VirtualPC6 を使って、Windows2k をインスコ。今まで Win2kのインストールは成功しなかったんです。
  • 理由はフォーマットがうまくいかなかったから。NTFS でフォーマットしてインストール。これでOK。VirtualPC でのディスクフォーマットにどれほどの意味があるか不明だけど(^^;)
  • で、起動してみるとなかなか好調。IEのかわりに軽いタブブラウザのDonutQを入れて、快適に使えるようになりました。
  • ところが、OfficeXP を入れると途端に遅くなりました。パーテションを分けるかな。
  • この作業をしてると、iBookG4 のファンが回ります。普段はファンが回るような作業をしないから、改めて装着されてたことを認識(苦笑)
MicrosoftWindows

Accessを使いたくなって、Windows パソコンの購入を検討することにしました。ファイルメーカでさんざ苦労したことが、Accessだと一発でできるのがその理由。クエリーて便利。

Excel はファイルが壊れやすいから、データにもよるけどAccessのほうが安心。もちろん会社の環境がWin一色なことも、ひとつの理由。プリンタも気にしなくていいし。

それに仕事で使うのはExcelとかメールがほとんどだから、Macにこだわる必要もないですし(^^ゞ

今は VirtualPC を使ってますが、いかんせん重いす。一番新しい Powerbook で VPC のデモをしてる店があって触ってきましたが、処理が遅すぎます。

さて窓図機を購入する「必要最低条件」は今のところ次のとおり。

  • ノート型でTFT液晶=11inch以上、解像度XGA以上。
  • Ethernet、モデム、PCカードスロット1基以上。
  • 搭載可能メモリは増設後192MB以上。

これ以外はあまり条件はつけず、広く探す予定でした。Winならいくらでもあると思って…

ところが、3条件をクリアできるモデルって少ない。

さらに「希望条件」を付け加えるなら

  • HDDは10GB以上、重量が1.9kg以下。
  • 筐体がヤワじゃない。

この「希望条件」まで加味すると、現在該当するマシンはThinkPadのX20くらいしかない(^^;)

Windowsってもそんなに選べるモデルがないなぁ、というのが感想。

(02.12.14)
上のほうで Excel だの Access だと書きましたが、ワタクシM$のソフトは嫌いじゃありません。Excel なんぞ、好きです。 

Accessは印刷開始まで案外、時間がかかることに会社で気がつきました。
Access そのものは Excel より軽いんだけど、あれなら VirtualPC での動作とあまり変わらないかも。

てコトは窓機を買うよりも、新しいMacを買ってメモリをたくさん積んだ方がベター?

MacFanに、Windows から Mac に半強制的に転向してきた人の投稿がありました。「Access でさんざん苦労したことがファイルメーカならスグできた」
・・なるほど、そーゆー人もいるか(^^;)

もし、今Win機を買うならB5以下で画面は狭くても、LAN対応で Win2k がストレスなく使えればいいな。

でも現在、購入は考えてません。近いうちに Linux が取って代わるだろうと予想するから。

実際には難しくて、下に書いた VirutalPC への Linux のインストールがうまくいかず、持て余し気味だけど

(04.05.23)
ひさしぶりに、窓機を検討してみました。今の条件は…
  • ノート型、ディスプレイ1280×768ドット以上
  • 搭載可能メモリが増設後512MB以上
  • HDDは30GB以上
  • ドライブはDVD-ROM対応以上
  • 100BASE-TX、モデム、PCカードスロット1基以上。
  • IEEE802.11g対応
  • 重量が1.9kg以下
  • 満員でない交通機関やクルマの移動に耐えられる筐体強度

これで充分です。オプションでギガビットEthernetに対応してるなら言うことありませんが、今ならたくさん選ぶことができるなぁ(^^)

◆VirtualPC(DAVE・SoftWindows)
(02.12.14) Mac上で、Windowsを使うためのソフト。
社内LANが導入されたものの共有プリンタが非PSなので、Macから印刷できないので、購入したソフト群。
最初に試したのは SoftWindows95。当時のver.では IPアドレスをMacと同一にする必要があって、コンフリクトの問題が発生したので、Macとエミュレータ上のWindowsへ別々の IPアドレスを割り当てられる VirtualPC に乗り換え。
コンフリクトは解消されたものの、当時のマシンPowerbook2400cで使うには、VirtualPCは重すぎ。2400cのCPUを603e/240MHzからG3/320MHzにアップグレードして、一番恩恵を受けたのが VirtualPCだったけど、それでも重かったし、メモリは食うし。
そこで、VirtualPC を立ち上げるのは必要な時だけにして、Macから直接 Win側とファイル共有できる DAVE を導入。社内で使うファイルといえば、MS-Office系とAdobe系くらいで、アプリはMac・Winともに揃ったので一気に問題解決。

このときのMacは OS 8.5〜8.6、Windowsは Win95&98混在。長いファイル名をつけると文字化けしたものの、DOSの8文字+拡張子の原則を守ればほぼ問題なくやりとり出来ました。ネットワークも TCP/IP の 10Base-Tというゆっくりした環境だったので、MacからWin機上にあるファイルを直接開いた場合は時間がかかったけれど、一度Macに取り込んでから開くことで回避。
その時点で僕自身は LANから離れたけれど、OS-XとWin2k・XPとの環境で組み直したり、ネットワークを100Baseやギガビットに底上げしたら…という興味は今でもアリ。

仕事がかわっても Winとの縁を切ることはできません。Windows98 から ME に切り替わりつつあったときに、Win98が同梱されてる VirtualPC3.0を探し回って購入。Win98だと軽いしUSBがサポートされるし。

MacがOS-Xになると、VirtualPC3.0 が起動不可に。OS-9 で起動できる(classicは不可)ので、放っておいたのですが…。OS-Xを起動する時間が増えてくると、OS-9のメンテナンスがおろそかになって、たまに VirtualPC3.0 を立ち上げてもWin・Macともに不安定になってしまいました。逆にOS-Xは比較にならないほど安定しているので、同じ使うならOS-Xで動く VirtualPC5.0 を購入(なぜか Windowsの OS はたくさん転がっているので(笑)PC-DOS版をゲット)。いくつか試して、VPC5+Windows2000 の組合せが一番安定してると判断。MacもWinも「安定して使える」のが大事なファクタであることを、改めて思い知らされた次第。

で、その Win2kでOffice97がサクサク動きます。Excel は Mac の OS-Xネイティブで動かすのと変わらないし、Access なんて Winの遅いマシンよりもずっと早い。Win98+OfficeXP のほうがずっと遅いから、OfficeXPが重いことになるのかな?また Win2kでウェブを見ると、Mac OS-Xより早く表示されるサイトも少なくありません。すべてWin2kが早いワケでなく、ファイル操作をした場合は、Win98のほうが早かったけど。

(03.01.19)最近、VPCが不正終了することがしばしば。自滅するだけでなく、マシンをフリーズさせるので困ってます。エミュレート中のWindowsを“ステータス保存”してから、時間をおかずにDockをクリックすると表示される「終了」で終了させると、ほぼ確実にフリーズします。メニューバーから「終了」させると、大丈夫だけど。

VPC が connectix からマイクロソフトに移管して半月。PowerMacG5で動かない話がありました。MacPeopleの9月15日号を見ると、深刻な問題みたい。
パソコンの性能が上がってきて、オイラがCPUパワーが物足りないと思うのはVPCとムービー関係くらいだから、がんばって欲しいもんです。

(05.06.09)iMacG5を購入したとき、すでに持ってるメジャーソフトのアップグレードは「欲しい機能がある」「現行で不満」なときに限ることにしました。
悩むのがVirtualPC。Tiger対応版が出れば購入するつもりだけどその後は、(済)さんが6月7日に書いてるような状態になれば、ホントにバカバカしくて。

(05.07.05)VirtualPC7のTiger対応アップデータが出たので、Amazonに「Microsoft Virtual PC for Mac Version 7 with Windows 2000 Professional 日本語版」を購入しました。WindowsのOSの正式ライセンスを取るためOS同梱版を選びました。別に OS だけインストールするより楽だし。
感想は・・・Office類ならぎりぎり実用レベルだけど、常用するにはキビしい。
前ver.と比べて、かな・英数キーの切替がスムーズになったり、Macとの共有設定が簡単になったのは○。

(05.07.17)以前に書いた上の文章を読み直して不思議に思うのが、02年12月に書いた「VPC上の Windows2kでは、MacOS-Xよりも早く表示されるサイトがある」こと。当時の MacOSは10.2.2だから完成度もイマイチで速度も遅かったけど、そんなことがホントにあったんだろか?自分で書いたから何ともいえない...(^^;)
現在の iMacG5+10.4.2 の環境で Mac と Win では速度差があり過ぎ。WindowsOS も 2000と98を試したけど、速度差はほとんど感じられず。

iBookG4には VPC6+Win2k を入れたけど、以前に書いたような「NTFSフォーマットではインスコできない」こともなく、FAT32 にインストールできました。

ところで、VirtualPC との付き合いも ver.3、5、6、7と4つ目。マニアックなソフトだけど、自分が使ってるソフトでは古株になってしまいました。開発会社が変わってバージョンが変わって、…これだけアイコンやアバウト画面に統一感のないソフトもめずらしい(笑)

すっかり使わなくなったDAVE も、まだ開発・販売されてるから需要があるらしい。製品概要を見直すと、対応はMacOS8.6から10.3、Windowsは95からXPまで。Win95/98/Meの日本語ファイル名や、MacOS-X の Classic環境からの接続までサポートしているらしい。開発時の検証が大変だろうけど、それなりに凄いかも。

(06.05.14)Internet Explorer7のβ2版 日本語版、いいですね>土屋さん。
Firefox や Safari に慣れてるから、細かな使い勝手で最初は戸惑いましたが、それは些細な事。窓の世界ではブラウザは IE6 しか知らなくて、タブブラウザそのものを知らない人も多いから、画期的。サイトによっては「IE6しか受け付けません」と撥ねられることもあるけど、表示速度・使い勝手は十分。なにより、制約の厳しいエンタープライズ環境でもタブブラウザが使える利便性は大。
ひとつ気づいた点が。Windowsの総本山 Microsoft謹製なのに、メニューバーがなくなってました。マニュアルをすべて見てないけど、ぱっと見た感じではキーボードショートカットだけで操作できません。正式版では変更されるかもしれないけど、今までのインターフェース・ガイドラインから逸れた仕様です。
(06.05.30)Internet Explorer7のβ2版は、結局 ver.6に戻しました。証券系サイトではver.6でないと動かないサイトが多かったもので。とくに、Javaを多用して組み込んだサイトは、使えないところが多かったす。